IT関連学会

 日経コンピュータの特集記事で、IT関連学会、特に国内最大(2万人!)のIT専門学会、情報処理学会では会員の減少、特に産業界からの会員が10年間で26%、約7000人が抜けているらしいとのこと.例えば最近の東証システム障害に対してもコメントや見解を出していないなど、社会への情報発言力が乏しいのがその一因らしい.また、基礎研究に近い分野に取り組みがちで、産業界が最も欲しいIS分野の研究が3%ぐらいしかなく、ニーズとのギャップも指摘されている.うーん、この構図は我々社会人学生がついつい「すぐ使える理論」を学校で欲しがるのと似ている、その気持ちも分かりますです、しかしこの学会の場合は記事を読めば読むほどちょっと極端に偏ってるなあ.
 という記事をよんだ後、とあるMLでIS分野に特化した学会が昨年春、発足したと紹介があった.理由は先の通り、やはりIS分野の扱いが薄いため.
情報システム学会 http://issj.nuis.jp/
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ちなみにこんな学会もあるそうな、
日本開発工学会:研究テーマ・活動テーマはMOT(技術経営)らしい、そして、
日本経営システム学会:経営システムにおけるマネジメント機能のシステム化