システム工学

 普段の仕事での対象と学校で取り扱う問題の違いが何なのかモヤモヤしていたが少しクリアになった気がする.
・システムとは「存在」なのか「認識」なのか
・良定義問題(well-defined problem:目的や目標を明確に設定できる)、悪定義問題(ill-defined problem:人間の認知に応じて異なった意味合いとなる→最適化の概念はなじまない)
・良構造問題(問題解決の手順・アルゴリズムが明示される)、悪構造問題(アルゴリズム化しづらい、存在しない)

システム工学 (機械システム入門シリーズ 6)

システム工学 (機械システム入門シリーズ 6)

という風に問題の質が根本的に違っているのに、良定義問題に対するハードシステムズアプローチを無意識に悪定義問題に適応しようとするから違和感があったり、混乱するわけか.