サービス・サイエンス

 「仁様まつり」気分の抜けぬまま(^^; 机の書類、雑誌を整理していると、日経コンピュータの記事に目がとまった.
『議論百出する“サービス・サイエンス”』
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NC/20060425/236309/
サービスを科学するとはなんぞや?と記事を読んでみると、発端は、
>サービス・サイエンスが注目を集め始めたきっかけは、2004年12月に米IBMのサミュエ
>ル・パルミサーノCEO(最高経営責任者)が中心になってまとめた米競争力協議会か
>らの提言“INNOVATE AMERICA”であった。
ということで、新しい学問分野の設立が報告されたらしい.現在、IBMで特に推進されており、
>IBMは2005年の半ば、サービス・サイエンスの名称を「SSME(サービス・サイエンス、
>マネジメント&エンジニアリング)」に変更した。単なる科学から工学、経営学まで
>領域を広げたのだ。したがって現在、サービス・サイエンスというとSSMEのことを指す。
という状況だ.記事ではベンダー主導でちょっと懐疑的なトーンではあったが、"システム開発"という商品を"機能"で捉えなおすと、構築に必要な知識はSSMEのような体系、特に上流側に広げざるを得ないのであろう.しかし「どうサービスを測定する」のかと考えただけでもどえらい話だけど、わくわくするわ.

WEBでこんな記事(2005/09)も.
『サービスに科学を導入する、サービス・サイエンス最前線』
http://www.atmarkit.co.jp/news/200509/10/ssme.html