ABM

ちょっと古いがOR(オペレーションズ・リサーチ)の2004/3号の
エージェント・ベース・モデリング(ABM)についての特集記事を読んでみた.
完全にテクノクラート的なアプローチではあるが、このABMを使うと、
組織設計のシミュレーションができるらしい.うーん、文理融合だなあ.

なんとこの技術開発は今年の東京工業大学の「エージェントベース社会システム科学の創出」という
タイトルで21世紀COEプログラムにもなっている.
http://www.dis.titech.ac.jp/coe/index.html

このプロジェクトではSOARSというシミュレーション言語を開発しているが、
他にもいくつか有名が言語(Swarm, StarLogo, MAS)がある.

東工大の中にあるSOARS関係のページ、
出口研究室:東京工業大学大学院総合理工学研究科知能システム科学専攻
http://degulab.cs.dis.titech.ac.jp/ja/
その中のSOARSプロジェクト
http://degulab.cs.dis.titech.ac.jp/ja/modules/auth_soars/index.php/index.html

いろいろなABMに関する言語の比較を(株)構造計画研究所が行っている.
http://www2.kke.co.jp/mas/
ページでは「複雑系」というある意味なつかしいキーワードが見れる.