ゼミ(1)

 修士論文作成についてのゼミがついにはじまった、その1回目.入学してから常に頭の片隅に修論についてはひっかかってはいたのだが、その整理すらされていないまま半年が経過.リサーチクエッションのネタ、授業でならったり、読んだ本で関連しそうな事柄をどれもまだばらばらな状態ではあるがまとめてみた.
 内容が整理されていない分、一応順序だてて説明せねばと思ってはいたが、うまく説明できず単に吐き出すだけに・・・・まだまだ修行が足りません.
今回のメモ:
・リサーチクエッションの方向としては、入学時考えていた企業グループを対象とした問題から、普段悩んでいる(頭使っている)問題、たとえばシステム開発周辺へ向かわせる.
・仕事でよく出てくるキーワード「在庫」という視点を加えてみる.どのようなプロセスでこれは決定されるのか.
・これまでのプロジェクトでダメなケース、一番ダメな(痛かった)ケース、うまくいったケースを、社会学的な切り口、軸で整理してみる.
国領二郎先生@慶応の研究が関連するのであろう.
とりあえずサイト覗いてみました.http://www.jkokuryo.com/ 
>使命:人工物であり、制度や組織なども社会的な要素も内包する「情報システム」を、
>よりよく設計するために、役立つ知見を提供する。
>方法:最終的な目的が「知る」ことを超えて、「よりよい情報システムを構築する」こ
>とにあることを明確に意識しつつ、古今の現実社会(現場)に見られる関連した事象の
>中に法則性を発見し、有用な知見の抽出をはかる
現在の社内におけるミッションは確かにこれらに近いものがある.
・国領スクールの以下の文献を一読してみると研究組み立ての参考によいのでは
 竹田陽子、「3次元CADが製品開発における協働プロセスに与える影響」
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ゼミのメンバの、アパレル産業、観光産業、教育現場といった方面の研究進捗にが報告された.社会人になると異業種の話は社会科見学しているようで非常に面白い.そしてゼミ終了後はみんなでお食事会でした.